輝(き)らりキッズ ゆかで高得点全国体操 個人総合銅

練習に打ち込む福田猛斗君=浜田市旭町丸原、旧浜田高校今市分校体育館
 柔道(じゅうどう)も練習 体鍛(きた)える

       福田 猛斗(たけと)君 (浜田・旭小6年)

                        「金」目指しさらに向上心

 体操(たいそう)器具が整った練習場で楽しそうに飛び跳(は)ねているのは、浜田(はまだ)市立旭(あさひ)小学校6年の福田猛斗(たけと)君(11)です。3月に茨城(いばらき)県大洗(おおあらい)町で開かれた第17回全国体操小学生大会に出場し、個人総合(こじんそうごう)で銅(どう)賞を受賞しました。丁寧(ていねい)な演技(えんぎ)で、技(わざ)のこなしや姿勢(しせい)が評価(ひょうか)されました。大会を終え、さらに良い演技ができるよう練習に熱が入ります。

 4種目で競った大会では、得意のゆかが95点、円馬(えんば)が80点、鉄棒(てつぼう)と跳馬(ちょうば)が50点の出来と自己採点(じこさいてん)。目指していた金賞を受賞できず、「ちょっと悔(くや)しかった。得意種目のゆかは良かったけど、鉄棒と跳馬はもっと頑張(がんば)りたい」と向上心を燃(も)やします。大会でうまくできなかった跳馬のひねりなど演技を反省し、今後に生かします。

 お兄さんの影響(えいきょう)で体操を始めた福田君は、同市旭町丸原(まるばら)の旧(きゅう)浜田高校今市(いまいち)分校体育館を拠点(きょてん)に活動している「旭なごみ体操クラブ」に所属(しょぞく)しています。小中学生や保育(ほいく)園児ら約80人とともに楽しく真剣(しんけん)に、練習に励(はげ)んでいます。「チームメートが多く、みんなで声を掛(か)け合って練習している」とクラブの様子を話します。

チームメートと話をする福田猛斗君(中)=浜田市旭町丸原、旧浜田高校今市分校体育館
 週3日はクラブで練習し、週末には浜田高校との強化練習にも参加します。また、お父さんとお兄さんの影響で始めた柔道(じゅうどう)の練習にも週に2日取り組んでいます。

 体操クラブ指導(しどう)者の前田将良(まえだまさよし)さん(46)は「身体能力(のうりょく)や体幹(たいかん)の強さが、チームの中でもトップクラスではないか」と評価。柔道で鍛(きた)えた力の強さが体操でも生かされています。「美しい演技ができるようになれば、さらに上を目指せる」と期待をしています。

 チーム内では、旭小の6年生は1人となり、小学生の最高学年としてリーダーとして引っ張って行く立場になります。中学生を含(ふく)めても中心的な立場になり、今まで以上に求められることが増(ふ)えてきます。

 憧(あこが)れは、リオデジャネイロ五輪で体操男子個人総合連覇(れんぱ)をした内村航平(うちむらこうへい)選手です。内村選手のように「つま先とひざを意識(いしき)して、きれいな演技をしたい。鉄棒のツイストができるようになりたい」とこれからの目標を語ります。「つらい練習もあるけど、今までできなかった技ができたらうれしいし、楽しい」と練習に取り組みます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】体育
【趣味(しゅみ)】
   コロコロコミックを読むこと
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
体操選手か柔道選手
【リラックス方法】
お風呂(ふろ)の中で静かに休むこと

2017年4月26日 無断転載禁止

こども新聞