(40)セイタカシギ 素早い「水辺の貴婦人」

すらりとした長い脚が象徴的なセイタカシギ=出雲市松寄下町
 セイタカシギが飛来している出雲市の新内藤川に出掛けた。せわしなく脚を川面に運び、餌を探し求めていた。ピンク色のすらりとした長い脚にちょこんと乗った小さな胴体。そのアンバランスがかわいらしい。


 「水辺の貴婦人」というニックネームから、優雅な動きを想像していたが、ファインダー越しに眺めると意外に素早い。


 セイタカシギはチドリ目、セイタカシギ科。体長約30センチ。雄の背から翼は緑光沢のある黒色。干潟、水田に生息する渡り鳥だ。


 目の前のシギにカメラを向けると、ひたすら餌探しに追われている。変幻自在の動き。顔を上げた瞬間、シャッターチャンスをつくってくれた。きりりとした横顔。その姿はやはり「水辺の貴婦人」だった。

2006年6月6日 無断転載禁止