(42)メジロ 精悍な顔つき動き機敏

 「キィキィキィ」と早口でさえずるメジロが、ビワの木に飛び移って来た。機敏に動きながら実をつついている。小柄な姿に親近感を覚えた。

 メジロはスズメ目、メジロ科。体長約11センチで平地、低山の常緑広葉樹林に生息する留鳥だ。北海道から沖縄、小笠原諸島にかけて、ほぼ日本全域に分布している。

 スズメより小さく、黄緑色の体と白いアイリングが目立つのが特徴で、くちばしは細くて長い。特種な形をした舌は、花のみつを吸うのに適している。柿、ビワ、ミカンなどの果実も好み、繁殖期になると昆虫類なども捕食する。

 大きく切り立った岩山の斜面に望遠レンズを向けた。ファインダー越しに目をやると、メジロがビワの間から姿を見せた。精悍(せいかん)な顔つきが印象的だった。
ビワの木に飛び移ったメジロ。機敏な動きと精悍な顔つきが印象的だ=大田市温泉津町福光

2006年7月25日 無断転載禁止