(43)ムクドリ 背は黒褐色市街地に生息

 松江市末次町の宍道湖畔にある末次公園。太陽が照りつける正午すぎ、カメラ片手に訪れると、木の枝の上で身を潜めるムクドリの姿が…。すかさずカメラのシャッターを切った。

 ムクドリはスズメ目、ムクドリ科。体長約二五センチ。畑地、河原、市街地などに生息する留鳥。背は黒褐色で、腹は淡く、頭頂、翼、尾は黒みが強いのが特徴だ。

 子育ての時季には、餌の虫を捕る量がとても多い。農作物に寄生する害虫を捕る益鳥として、「豊年鳥」と呼んで親しまれた時代もある。

 スーッと公園内の広葉樹に舞い降りた。餌を探しているのか時折、顔を左右に振っている。顔つきは精悍(せいかん)だが、羽の生え具合から幼鳥だと思われる。体をこちらに向けた瞬間をファインダーに収めた。

舞い降りたムクドリの幼鳥。あどけなさの中に精悍さも漂わせる=松江市末次町

2006年8月29日 無断転載禁止