インドで寺院火災、110人死亡 花火が爆発、南部ケララ州

焼け落ちたインド・コーラム近郊のヒンズー教寺院の跡=10日(ロイター=共同)

【ニューデリー共同】インド南部ケララ州コーラム近郊のヒンズー教寺院で10日未明、大規模な爆発を伴う火災があり、大手紙ヒンドゥスタン・タイムズなどは、少なくとも110人が死亡、300人超が負傷したと伝えた。

地元テレビなどによると、寺院では花火を用いる定例の祭りが行われ、約1万5千人の参拝者で混雑していた。花火の倉庫に火が燃え移り、爆発したという。爆竹の火が引火した可能性もある。

ケララ州を管轄する南部チェンナイの日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったとの情報は入っていない。

地元テレビは、ヤシの林を背景に火花と爆発が発生した様子を放映した。当局は爆発で壊れた建物の下敷きになった被害者の救出を急ぐとともに、花火の取り扱いに不備があった可能性があるとして捜査を開始した。

インドでは多くの参拝者が押し掛ける祭りや、花火の事故が多発。2012年9月には南部タミルナド州の花火工場の火災で50人以上が死亡。13年10月には、インド中部マディヤプラデシュ州で参拝者が折り重なって倒れ90人以上が犠牲となった。

共同通信社 2016年4月10日 無断転載禁止