輸血で2千人HIV感染、インド 検査が不十分

【ニューデリー共同】インド政府は国内の病院で過去1年5カ月の間に輸血により2234人がエイズウイルス(HIV)に感染したと明らかにした。PTI通信が1日報じた。

インドでは血液採取時にHIVや肝炎、マラリアの検査が義務付けられているが、乏しい予算で検査器具が不足していることが感染の要因とみられる。

政府は市民活動家の情報公開請求により調査結果を開示した。市民活動家は「実態はもっと多い」と指摘した。

国連合同エイズ計画によると、インド国内のHIV感染者は210万人で世界3位。HIVに対する知識が十分に浸透しておらず、感染を知らないままの人々が多いという。

共同通信社 2016年6月2日 無断転載禁止