家族や歴史、多彩な記事 歴史館にアイデア光る入賞27点展示

工夫を凝らした手作り新聞に見入る来場者
 「第5回しまね小中学生新聞コンクール」(山陰中央新報社主催、山陰中央新報会共催、イオンリテール協賛)の入賞作品展が松江市殿町の松江歴史館で開かれ、地域の歴史や自然などを題材にした手作り新聞27点が、来場者の関心を集めている。5月17日まで。入場無料。

 小中学校の各学年9部門で最優秀賞、優秀賞、優良賞に選ばれた作品を並べた。このうち、中学1年の部で最優秀賞に輝いた土江もかさん=出雲市立斐川東中学校2年=は、出雲に古くから伝わる大土地神楽の魅力を編集。地元保存会の会長へのインタビューを取り入れたり、目立つ位置に大きな写真を配置したりと工夫を凝らしている。

 小学5年の部で最優秀賞に選ばれた片岡花さん=浜田市立雲城小学校6年=は、新しい家族が誕生したことをきっかけに赤ちゃん服の生地や種類について調べ、新聞にした。「タグや縫い目が服の表になっており、赤ちゃんの肌に触れないよう配慮されている」といった気付きが丁寧にまとめてある。

 米や野菜作りを体験した内容や、病院での職場体験を通して働く意義を考えた作品などもある。

 松江市殿町の山本初枝さん(87)は「よく調べて細かいところまで分かりやすく書いてある。感心した」と話した。

 コンクールは、子どもの表現力や文章力の向上を目的に開催。今回は学校数、応募数ともに過去最高となる県内195校から8268点の応募があった。

2017年4月28日 無断転載禁止

こども新聞