桐生選手 児童とレース 全山陰陸上100回記念に花

第100回記念の全山陰陸上の特別レースで小学生とリラックスした表情で走る桐生祥秀選手(左)=松江市上乃木10丁目、同市営陸上競技場
 陸上男子100メートルの自己ベスト10秒01で日本人初の9秒台が期待される桐生祥秀選手(21)=東洋大4年=が30日、松江市で開かれた第100回全山陰陸上大会で、小学生と走る特別レース100メートルに臨んだ。約4千人の観衆が見守る中、リラックスした表情で自慢の加速力も披露し、記念大会に花を添えた。

 桐生選手は29日に広島市であった大会で10秒04をマークしたばかり。節目を迎えた全山陰大会の招待選手として、前週出雲市であった出雲大会に続いて島根入りし、会場の松江市営陸上競技場(松江市上乃木10丁目)に詰め掛けた陸上ファンの注目を一身に浴びた。

 参加したのは小学100メートルの男女各上位3人と一緒に走る特別レースで、中央レーンで両脇の子どもたちに合わせてスタート。30メートルを過ぎると一気にスピードアップし、驚異的な加速にスタンドから歓声が上がった。

 隣のレーンで走った、小学男子優勝者の大谷悠真君(11)=智頭小6年=は「一気に離されてびっくりした」と目を丸くし、女子優勝者の石倉珠妃さん(11)=八雲小6年=は「桐生選手みたいに速く走りたい」と目を輝かせた。

 小学生の表彰式のプレゼンターも務めた桐生選手は「わいわいとしていて楽しかった」と話し、リフレッシュした笑顔に、今季の9秒台突入への決意をみなぎらせた。

2017年5月1日 無断転載禁止