考古学者・堀さん 鹿島の自宅に手作りギャラリー

自作したギャラリーを紹介する堀晄さん
 考古学者の堀晄(あきら)さん(69)=松江市鹿島町佐陀宮内=が、自宅にある築250年の納屋を改装してギャラリーを開設した。5月は自作したインド神話の塑像(そぞう)や観音菩薩(ぼさつ)の彫刻などを展示。月ごとに展示品を入れ替える計画で「他の芸術家の皆さんに無料で貸し出して地域を盛り上げたい」と思いを寄せる。

 堀さんは古代オリエント博物館(東京都)の研究員として中央・西アジアやインドで調査研究に携わり、定年退職を機に8年前、松江市にUターン。妻和子さんが2年前に64歳で亡くなり「自分の好きなように暮らしたい」と2015年10月に同市鹿島町の古民家に移住し、彫刻や陶芸といった創作活動を続けている。

 4月末、陶芸の作業場として活用していた納屋の一角を改装し、広さ8坪ほどの「ギャラリー佐陀ハウス」を設けた。土壁を塗り直して床には廃材を置き、そば殻を敷き詰めてレトロな空間を演出した。

 現在は「堀晄の弄古癖(ろうこへき)と彫刻展」と銘打った個展を開催。帰郷後に始めた彫刻作品13点をはじめ、絵画や紀元前300年ごろとされるアレキサンダー銀貨などの古美術品を20点ほど展示している。堀さんは「地域おこしの一環で活用してほしい」と願った。

 問い合わせは堀さん、電話080(6771)4124。

2017年5月2日 無断転載禁止

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