女子ログ 悲しみからの安らぎ

 先月叔父が天国へ旅立った。小さい時からあちこち連れて行ってくれて遊んでくれた叔父。思い出すと涙が止まらなかった。悲しみにくれながらも無事葬儀を終えた時、お坊さんのお話に涙が止まり、悲しみが少し和らいだ。

 お坊さんは、泣いている家族に話された。「故人の年齢が早すぎるとか、若すぎる死だとか、そのような話は、命の長さを誰かと比べていることになります。故人は71歳を力いっぱい生きてきたのです。懸命に生きてその命を、全うしたわけです。どうか家族の皆さま、早すぎる死とは思わないで、故人の懸命に生きてきた証しを、認めて受け入れてあげましょう。受け入れてあげることがわれわれ残されたものの使命なのですよ」と。これは説法と言われるもの。

 確かに、命が短いだの長いだの言うと比較することになるし、それだけの言葉では命の尊さは表せない。お坊さんの言われることは理解できたが、やはり悲しい現実と向き合うのはつらいことだと思った。

 しかし、死というものを誰もが受け入れなければならない時が必ずくる。お坊さんの説法をきいて、悲しみが安らぎへと落ち着いた瞬間、ろうそくの火がなぜか大きくなった。きっと叔父に気持ちが届いたのだろう。悲しみからの安らぎをありがとう。合掌。

(鳥取市・DJレイ)

2017年5月2日 無断転載禁止