オキシャクナゲ咲き誇る 隠岐の島

オキシャクナゲを観賞する来園者
 島根県隠岐の島町郡の村上家隠岐しゃくなげ園で、隠岐固有種のオキシャクナゲが花を咲かせている。「山の花の女王」と呼ばれる濃淡ある桃色の花が咲き誇り、行楽客らを楽しませている。

 オキシャクナゲは国内で最も低地に自生するシャクナゲで、白い花もある。園内のオキシャクナゲは、旧五箇村長だった村上八束さん(1911~95年)が保護などを目的に自宅裏山約2ヘクタールに植栽したものが元で、約1万本といわれる。

 来園者は約500メートルの散策路を歩きながら観賞。4月下旬に咲き始めた花は2日には五分咲き程度となり、県内外の行楽客が写真撮影するなどした。

 静岡県掛川市の会社員、大田奈央子さん(28)は母親で会社員の裕子さん(58)=隠岐の島町港町出身=と共に来園。初めて訪れた奈央子さんは「木立と花が相まってとても良い雰囲気。きれい」と感動していた。見ごろは14日ごろまでという。

 同園では3日から「しゃくなげ祭り」があり、4日は近くの姿沢牛突き場で牛突きも行われる。

2017年5月3日 無断転載禁止