境内に朗々と安来節 清水寺(安来)で保存会奉納公演

どじょうすくい踊りを披露する安来節保存会の会員
 安来節保存会(会長・近藤宏樹安来市長)の会員が3日、島根県安来市清水町の清水寺で奉納公演を行い、境内に日ごろ鍛えた名調子を響かせ、芸能の神として信奉される「摩多羅(またら)神」に芸の上達を祈願した。

 摩多羅神は天台系寺院に祭られ、清水寺が所蔵する国の重要文化財「木造摩多羅神坐像」は鎌倉時代末期の1329年の作で、制作年が分かる中で国内最古とされる。

 公演は、像を収蔵する宝物館の一般公開に合わせ、昨年に続いて企画した。

 本堂横の護摩堂を舞台に同保存会本部道場に所属する准名人、大師範、師範の男女計6人が出演。安来節の唄やどじょうすくい踊り、銭太鼓、しげさ節や関乃五本松節など島根の民謡計7演目を熱演した。

 大師範の青戸冨子さん(71)は「一生懸命、稽古に励み、安来節を盛り上げたい」と話した。

 宝物館は5日まで一般公開している。

2017年5月4日 無断転載禁止