江津「水の国」20周年記念ファッションショー

多彩な装いで桟橋を歩く出演者たち
 島根県江津市桜江町坂本の博物館「水の国」で3日、敷地内の池に架かる桟橋を、モデルが歩く舞台「ランウェイ」に見立てたファッションショーがあった。市民や大学生ら約70人がモデル出演し、思い思いの服装や工夫を凝らした演出で会場を盛り上げた。

 開館20周年を記念し、地元有志などでつくる実行委員会が初めて企画。モデルは公募で市内外から集まった10~70代の一般参加者のほか、特別出演の島根大生や慶応大生らが務めた。

 出演者たちは音楽に合わせて、約30メートルの「ランウェイ」を次々に闊歩(かっぽ)。デートやアウトドアなど生活シーンごとの着こなしに加え、ウエディングドレス、環境保護やフェアトレードに重点を置く「エシカル・ファッション」など多彩なテーマで装いを披露し、堂々とポーズを決めた。

 創作ダンスや空手の形を披露したり、原始人の仮装で池から登場したりする出演者もおり、来場者約150人の喝采や笑いを誘った。女性5人グループで出演した、同市嘉久志町の主婦田中紗枝子さん(69)は「スタッフや観客の皆さんが手拍子で盛り上げてくれてうれしかった。水上の舞台はとても新鮮だった」と笑顔で話した。

 水の国は、旧桜江町が建設し1997年に開館。市町村合併後は江津市の所有となり、市教育文化財団が指定管理している。

2017年5月4日 無断転載禁止