万九千神社「大なほらひ」 日本酒振る舞い食満喫

日本酒の振る舞いを受ける来場者
 神在月(かみありづき)に出雲に集まった神々が最後に立ち寄って直会(なおらい)を催すという出雲市斐川町併川の万九千(まんくせん)神社で6日、日本酒と食を楽しむ「春祭り大なほらひ」があり、大勢の家族連れが出雲神楽や地酒を楽しみながら休日のひとときを満喫した。

 同神社では神在月に八百万(やおよろず)の神々を送る神等去出(からさで)祭が営まれ、神々が直会を催すとされる。春祭りではかつて、豊作を祈願する神事とお供え物を振る舞う直会があったが戦後は途絶えていた。酒造業者や農業生産者ら地元有志が昨年、伝統行事を再現しようと約60年ぶりに催した。

 復活2年目となった祭りは、午前9時ごろから神職らが奉祝祭を営んだ後、鏡開きを行い、日本酒を振る舞った。続いて地元社中による出雲神楽の奉納があり、来場者は伝統の舞を眺めるとともに、しじみ汁や出雲そば、地酒などを買い求めて味わった。

 夕方からは地元のジャズコーラスグループのライブ、日本酒カクテルの実演販売があった。

2017年5月8日 無断転載禁止