青空かすむ山陰 初の黄砂観測

黄砂によってもやがかかった松江市内=6日午後3時8分、松江市嫁島町
 気象庁は6日、松江市、鳥取市、広島市、福岡市など西日本各地で黄砂を観測したと発表した。今年に入り全国で初めてで、統計が残る1967年以降、最も遅い初観測となった。7日にかけて日本海側を中心に日本列島への飛来が続くと予想している。

 黄砂は中国大陸から偏西風などに乗って日本列島に到達する。気象庁によると、6日夜から7日にかけて北海道から九州までの広い範囲で、見通しが利く距離「視程」が「風景がぼんやりかすむ」程度とされる10キロ未満になる見込み。一部では「車や洗濯物への付着が目立つ」程度とされる5キロ未満になる所もあるという。

 松江、鳥取両地方気象台によると、6日は松江市で視程が「風景がぼやける」程度の10キロ、鳥取市では10キロ以上を観測した。

 7日は、島根県内で視程10キロ未満や5キロ未満になることが見込まれ、鳥取県内も10キロ未満になる恐れがある。このため交通への影響に注意するとともに、屋外に洗濯物を干さないよう呼び掛けている。

2017年5月8日 無断転載禁止