石州和紙でこいのぼり 絵の具や色紙使い思い思いに手作り

石州和紙を素材にしたこいのぼりに色付けする参加者
 島根県浜田市三隅町に伝わる工芸品の石州和紙でこいのぼりを作るワークショップが5日、同町古市場の石正美術館であった。県内外から来場した親子連れ33人が、絵の具や色紙を使って色彩豊かなこいのぼりを仕上げた。

 地元の誇る伝統工芸品に親しんでもらおうと、同館が大型連休の期間に毎年企画している。

 参加者は縦30センチ、横50センチの石州和紙を二つ折りにして貼り合わせた後、クレヨンや絵の具で色や模様を描いた。色付けを終えたこいのぼりは糸を通して竹の棒に結びつけ、春風に吹かれて泳ぐ様子を楽しんだ。小さく切った色紙をたくさん貼り付けて、うろこを表現した力作もあった。

 川崎市から家族で訪れた小学生の溝口航君(9)は「和紙に一から色付けするのが大変だったが、おもしろい模様に仕上がって良かった」と笑顔で話した。

2017年5月8日 無断転載禁止