元プロ伊藤さん小中生に野球教室 目標決め練習 成長の秘訣

小中学生を指導する伊藤義弘さん(右奥)
 元プロ野球ロッテで活躍し、2010年の日本シリーズで胴上げ投手にもなった伊藤義弘さん(34)を講師に招いた野球教室が7日、川本町川下の川本中学校グラウンドであった。町内の小中学生39人が真剣な表情で指導を受け、練習に臨む心構えやプレーの基礎を学んだ。

 教室には、スポーツ少年団の川本中央スピリッツに所属する小学生19人と、同中野球部のメンバー20人が参加し、それぞれ1時間ずつ指導を受けた。

 中学生の教室では、伊藤さんがキャッチボールやゴロを捕球して送球する動きを披露し、「『ノ』の字を描くように投げて」と腕の振り方を助言。「漫然と練習しても駄目。何か一つ、目標を決めてグラウンドに立ってほしい」と、日本一の経験者ならではの成長の秘訣も伝授した。

 小学生の教室では、ストレッチの方法などを指導。最後に質問に答え、日本シリーズに登板した際の気持ちなどを披露した。

 同中野球部の松下諒也主将(15)は「プロとして活躍していた選手から練習方法を学べてうれしかった」と話した。

 教室は、今春に町立複合施設「おとぎ館」の指定管理者になった建設業「オーサン」(川本町南佐木)が、地元への貢献活動として企画。施設内のレストランの関係者が伊藤さんと親交があった縁で実現した。

2017年5月9日 無断転載禁止