輝(き)らりキッズ 陸上期待のスプリンター

練習に励む門谷昇星さん=大田市大田町、大田第一中学校
 県大会3冠が目標

     中国中学選手権2年100メートルで優勝 

           門谷 昇星(もんたに しょうせい)さん (大田一中3年)

 大田(おおだ)市の大田第一中学校3年、門谷(もんたに)昇星(しょうせい)さん(15)は陸上部のキャプテン。専門(せんもん)は100メートル、200メートルなどの短距離(たんきょり)で、これまで数々の大会で優勝(ゆうしょう)するなど、島根県内外で活躍(かつやく)してきました。

 陸上を始めたのは、小学校4年生の時です。大田市内の陸上クラブである「大田陸上教室」に入り、友達と練習しながら、走る楽しさに引かれていきました。小学校の時は、空手も掛(か)け持ちで習っていたといいます。

 「他の選手たちと競(せ)り合って走って、勝てた時が一番気持ちがいい」と陸上の魅力(みりょく)を話す門谷さんには、思い出に残っているレースがあります。去年の8月に出雲(いずも)市の島根県立浜山(はまやま)公園陸上競技場(きょうぎじょう)で行われた、中国中学校陸上競技選手権(せんしゅけん)大会の男子2年100メートルです。

 この大会で門谷さんは、追い風参考ながら11秒39で優勝しましたが、1位の自分から4位までが0・02秒差の中にひしめく大接戦(だいせっせん)でした。「これだけ小さな差で順位が変わるレースもあるんだと思った。驚(おどろ)いたけど、混戦(こんせん)を勝てたことが楽しかったし印象に残っている」と振(ふ)り返ります。

 普段(ふだん)から緊張(きんちょう)することはなく、「大会が楽しい」と前向きな門谷さんですが、中学1年生の時はけがもあり、思うような走りができなかったということで「周りの人たちに相談をして、不安を抜(ぬ)け出した」と言います。

 2年生になって、けがの影響(えいきょう)がなくなると少しずつ実力を発揮(はっき)し、コーチたちも「レース終盤(しゅうばん)の失速がなくなれば、まだまだ記録は伸(の)びる」と期待をしています。

ウオーミングアップに臨む門谷昇星さん(中央)と大田第一中学校陸上部のメンバー=大田市大田町、大田第一中学校
 キャプテンとして、部員をまとめる立場になりました。「場の空気を盛(も)り上げたり、自分が練習で頑張(がんば)る姿(すがた)を見せたりすることで、みんなを引っ張っていくように心掛けている」と話します。

 高校に進学しても陸上競技を続けていく考えの門谷さんですが、まずは3年生になった今年、中学総体(そうたい)、国体、ジュニアオリンピックという三つの県大会すべてで優勝する「3冠(かん)」を達成することと、全国大会でも決勝の舞台(ぶたい)にまで進むことを、大きな目標に掲(かか)げています。

 現在(げんざい)はけがもなく、調子もいいということで、門谷さんは「去年よりもいいタイムを出し、去年よりも大きい大会で経験(けいけん)を積んで、選手として飛躍(ひやく)する一年にしていきたい」と決意しています。


≪プロフィル≫

【好きな科目】体育

【好きな食べ物】イチゴタルト

【ベスト記録】
 100メートル11秒54、200メートル24秒37

【好きな選手】 山県亮太(やまがたりょうた)選手

2017年5月10日 無断転載禁止

こども新聞