大田・静間の海岸でハマナス咲く 西限の浜 彩る

見頃を迎えたハマナス=大田市静間町、近藤ケ浜
 島根県大田市静間町の近藤ケ浜で自生のハマナス約700株が咲き誇り、直径10センチほどに開いた赤紫色の花が、訪れた人の目を楽しませている。5月中は見頃が続くという。

 ハマナスはバラ科で、主に北海道など寒冷地の砂浜に自生する。近藤ケ浜の群生地は、日本海側の自生地としては西限で、県の天然記念物に指定されている。

 地元の静間小学校の児童や、住民でつくる「静間の名所旧跡を守る会」の会員らが周辺の清掃などを通じ、保全活動に尽力。貴重な花の自生を支えている。

 10日は大きく開いた花が雨露にぬれ、趣を異にした。同会の縄江正治さん(90)は「地域の協力もあり、今年もきれいに花を咲かせてくれた。見頃の間にぜひ訪れてもらいたい」と話した。

2017年5月11日 無断転載禁止