世事抄録 6月病って?

 この前、初めて「六月病」という言葉があるのを知った。毎年5月のゴールデンウイークが終わった頃に話題になるのが「五月病」。五月病とは、新入生や新社会人が、新しい環境で緊張が張りつめた4月の1カ月を過ぎ、連休明け頃から無気力状態に陥ってしまうことと理解していた。でも、最近の社会人は5月より6月に症状を訴える人が増えていて「六月病」と呼ばれているそうだ。

 採用後、研修が一通り終わり、6月に入って本格的に仕事の厳しさに直面すると「こんなはずじゃなかった」と失望したり、仕事や人間関係にうまく対応できなくなったりして大きなストレスを抱えてしまい「適応障害」の状態に陥り、心身の不調を訴えるらしい。

 打たれ強いおじさんとしては、何て虚弱な今どきの若者と感じてしまうが、当事者と所属の職場にとっては一大事であろう。

 気分転換することで英気を養うのが一番なのだが、なぜ、神様は現代の人間の心をかくも複雑なものにしてしまったのか。最近の若者は特に純粋なハートの持ち主のようだ。鈍感力の薦めという言葉もあったが、鈍感ではなく、すぐに忘れることができる私は幸せなのかもしれない。楽しくやりがいのある仕事ができる職場づくりが組織にとって大切なのは間違いない。まずは人生の先輩たちが頑張って変えていくしかない。

    (雲南市・マツエもん)

2017年5月11日 無断転載禁止