女子ログ うちの子に限って

 ちょっと目を離したスキに、わが家の「しょうから猫」がシチューの鍋に顔を突っ込み、何かくわえた。ヤバイ、もしタマネギだったら中毒を起こして最悪死に至るぞ!

 慌てて猫をとっ捕まえ、口をこじ開けた。せっかく奪ったごちそうを取られてなるものかと、激しく抵抗する猫。鋭い牙を私の親指に食い込ませてきた。「イタイ、イタイ!」。自分の指より猫の命とばかりに、私も必死。ようやく口から取り出したのは鶏肉だった。指は血まみれ。かなりの激痛。3日後にはパンパンに腫れて関節も曲がらなくなってしまった。

 猫にかまれたくらいで病院? ハズカシィ~と思いつつ受診したら、医師に「なんでもっと早く来んかったの。アンタ、動物ナメちょるでしょ」と叱られた。「動物の唾液は怖いだで。ヘタすりゃ指ごと切断になる」とのこと。結局、抗生物質の点滴に数日通院した。

 医師いわく、ペットの飼い主というのは、ノラやよその家の犬猫にかまれた時は大騒ぎしてすぐ受診するくせに、カワイイ自分ちのにかまれても「うちの子の唾液に限って、そんな雑菌がおるはずない」などとのたまい、傷が相当ひどくなるまで我慢する傾向にあるらしい。親バカ飼い主ってやつだ。うーむ、見事に私である。これこそハズカシィ~。

(安来市・あのねチョビ)

2017年5月12日 無断転載禁止