女子ログ 引っ越し

 結婚以来、約7年住んでいる家を引っ越すことにした。夫婦2人暮らしではあるが、4畳半と6畳の2DKでは少々手狭で、生活感丸出しの雑然とした部屋には人も呼べなかった。

 せめてもう一部屋あればあふれたものが納まり、人が呼べる空間ができるのではと思い、物件探しを始めた。希望の条件に合う物件があったので、2人で見に行った。キッチンから続く広いリビングと6畳2間、納戸まであり、今までの倍の広さに2人とも浮かれて即入居を決定。家具屋にも行き、このソファがいい、いやいやこっちがいい、それならこのテーブルも要るのでは、と新生活を想像してワクワクしている。

 いざ、引っ越しにむけて荷造りを始めたが、出るわ出るわ、着なくなった服の数々。クリーニングの袋をかぶったまま3年はたつパーティー用のワンピース、悲しいかなサイズが合わなくなったジャケット、お気に入りだけどアラフォーには厳しい丈のスカートなど。毎シーズン、着る服がないと悩むのに、数だけはたくさんあった。それぞれによみがえる思い出を懐かしみながらも処分したら、ハンガーラックがこれまでの半分になった。

 ものがあふれるのは服のせいかと思いながら、新居ではこれ以上増やさずすっきりとした部屋をキープしようと心に決めた。

(松江市・かなた)

2017年5月16日 無断転載禁止