Uターン女性2人 江津で念願のカフェオープン

念願のカフェをオープンし、開店前の準備作業をする佐々木香織さん(左)と徳田恵子さん
 島根県江津市内の中学・高校の同級生で、昨年Uターンした20代の女性2人が今春、同市江津町のJR江津駅前の空き店舗を活用したチャレンジショップに、念願のカフェを共同で開いた。こだわりのコーヒーやサンドイッチ、焼き菓子などを用意し、客を笑顔で迎える2人。「気軽に集え、新たな出会いが生まれるような店にしたい」と意気込む。

 2人は佐々木香織さん(28)=江津市和木町=と徳田恵子さん(27)=同市江津町。共に江津高校卒業後、佐々木さんは大阪府の短大に進み、商社や飲食店に勤務。徳田さんは広島県の専門学校を卒業し、ホテルや大手コーヒーチェーン店に勤めた。親友の2人は高校卒業後も頻繁に連絡を取り合い、共通の趣味であるカフェ巡りを楽しみながら「いつか江津でカフェを開きたいね」と、夢を語り合っていた。

 徳田さんが昨年1月に帰省した際、創業支援などに取り組むNPO法人てごねっと石見(江津市)がチャレンジショップの入居者を募集しているのを知り、佐々木さんに相談。2人は「やるなら今」と決意し、共に昨春Uターンした。

 帰郷すると早速、事業計画を練り上げ、地域振興につながる創業を支援する江津市主催のビジネスプランコンテストに応募。大賞は逃したものの、公開審査会の来場者の投票で決まる会場賞に選ばれた。

 4月中旬にオープンしたカフェ「K(ケー)Stand(スタンド)Talking(トーキング)」は、2人の名前の頭文字と、客がゆったり会話を楽しめるような空間を提供したいとの願いを込めて名付けた。「毎日でも来たい、と思ってもらえる店を目指したい」と声をそろえ、古里での新たな一歩に期待を膨らませている。

 カフェは日中営業で、日・月曜日定休。金・土曜日のみ夜も営業し、酒類や一品料理を提供する。問い合わせは同店、電話0855(52)7747。

2017年5月16日 無断転載禁止