クルーズ船 境港3隻入港 新設の国際物流ターミナル

境港に初寄港し、国際物流ターミナルに着岸した「ブレーメン号」=境港市昭和町
 鳥取県境港市の境港に16日、ドイツの船会社運航の「ブレーメン号」(6800トン)をはじめ3隻のクルーズ客船が入り、乗客計約500人が山陰観光を楽しんだ。3隻の同日寄港は過去最多。全長240メートルの岸壁がある国際物流ターミナルが整備されて岸壁に余裕が生まれた結果で、右肩上がりで寄港が増える中、受け入れに弾みがついた。

 寄港したのはこのほか、英国の船会社が運航する「カレドニアン・スカイ号」(4200トン)、フランス船籍の「ロストラル号」(1万700トン)。

 境港初寄港のブレーメン号は、2016年9月に完成した同市昭和町の同ターミナルに着岸した。同ターミナルにクルーズ客船が着いたのは初めて。

 境港のクルーズ客船は15年が23回、16年が33回と順調に伸び、17年は60回超と見込まれる中、国土交通省や境港管理組合が、貨物船に加え、クルーズ客船が着岸できる同ターミナルを整備した。さらに、19年度には全長280メートルの岸壁を備えた国際貨客船ターミナルも完成予定だ。

 同組合の吉川寿明事務局長は「3隻同日寄港は試験的な面もあったが、順調に受け入れることができた。乗客のニーズに的確に応え、実績を上げていきたい」と話した。

 3隻はいずれも夕方に出港。ブレーメン号は舞鶴港(京都府舞鶴市)へ、カレドニアン・スカイ号とロストラル号は金沢港(金沢市)へと向かった。

2017年5月17日 無断転載禁止

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