島根精彩欠き完敗 B2初代王座ならず B2プレーオフ決勝

【プレーオフ決勝・島根-西宮】第4クオーター3分21秒、島根の山本(5)がミドルシュートを決め、44-65とする=東京・代々木第二体育館
 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の西地区覇者、島根スサノオマジックは20日、東京・代々木第二体育館で行われたプレーオフ決勝で中地区1位の西宮ストークスに53-78で敗れ、B2初代王座を逃した。優勝の西宮は賞金1千万円を獲得。島根は300万円。ともに来季は1部(B1)に昇格する。

 島根はレギュラーシーズン2戦2勝と分のいい西宮から一度もリードを奪えず完敗。相手のスピードのある攻撃とマンツーマンの厳しい守備に第1クオーターで14-20と先行を許し、その後もリズムに乗れなかった。

 プレーオフ3位決定戦は、ワイルドカードの広島ドラゴンフライズ(西地区2位)が群馬クレインサンダーズ(東地区1位)に78―65で勝ち、B1昇格が懸かる入れ替え戦進出を決めた。28日に東京・国立代々木競技場でB1下位の横浜ビー・コルセアーズと対戦する。

 ◇プレーオフ決勝(20日・代々木第二体育館、1994人)
島  根 53 14-20 78 西  宮
        14-19
         6-24
        19-15


B2初代王座獲得はならず、肩を落とす島根スサノオマジックの選手=東京・代々木第二体育館
心に隙見せ場なし 笑顔なき幕切れ

 【評】島根は攻守にわたり圧倒された。シュート成功率は2、3点29・3%(58本中17本)、フリースロー43・8%(32本中14本)にとどまり、レギュラーシーズンを含めて今季最大の25点差をつけられ、完敗した。

 14-20と先行された第1クオーターは、序盤から相手の速いパス回しと1対1の仕掛けに対応できず、マンツーマンで厳しく当たられた攻撃ではフリースロー失敗も重なった。

 第2クオーターも、攻守にミスがあり差が開いた。残り3秒で高畠が決めたジャンプシュートで、28-39として望みをつないだ後半も流れは変わらなかった。34-63で迎えた最終クオーターには山本のミドルやマーシャルの3点シュートなどで追い上げる意地を見せたが、差が大き過ぎた。

2017年5月21日 無断転載禁止