着物リメークの洋服披露 6月松江でファッションショー

興雲閣でリメークしたドレスを着て撮影に応じるモデルの女性
 島根県出雲市で再生をテーマにカフェやアトリエを運営する企業組合「おもひで屋」が来月、1903年の完成で迎賓館の趣を残す興雲閣(松江市殿町)で、着物をリメークした洋服のファッションショーを開く。和と洋の融合を目指し、打ち掛けや留め袖を再利用したドレスやワンピースなど50点を披露する。21日はリハーサルを実施。関係者は「開催を通じて興雲閣の魅力を発信したい」と意気込んでいる。

 ファッションショーは、2001年から着物のリメークを手掛ける企業組合の阿部早苗代表(58)が企画。これまで出雲市内で開いてきたが、興雲閣の和洋折衷の雰囲気に魅せられ、初めて松江市内で開催する。

 洋服に生まれ変わったのは譲り受けた着物など。白地に朱色の松の刺しゅうが入った打ち掛けをリメークしたドレスのほか、黒地に菊の入った柄の着物をワンピースにした作品が出来上がった。

 当日は、市内で見つかった約100年前のチェコ製ピアノ「ノヴィー」とチェロの音楽に合わせ、山陰両県のモデル10人がドレスなどを披露する。21日はモデルの女性が、本番で着用するドレス姿で当日の動きを確認したり、写真撮影したりした。

 阿部代表は「着物がよみがえったところを見てほしい。興雲閣では一層すてきに映るはず」と期待した。

 ショーは6月3日に開催。午後3時、同6時の2回あり、定員各150人。入場料は3千円。問い合わせはおもひで屋、電話0853(23)6347。

2017年5月22日 無断転載禁止