(5月14日~20日)鳥取

境港に初寄港し、国際物流ターミナルに着岸した「ブレーメン号」=境港市昭和町
 ◆クルーズ船、境港3隻入港
 境港市の境港に16日、ドイツの船会社運航の「ブレーメン号」(6800トン)をはじめ3隻のクルーズ客船が入り、乗客計約500人が山陰観光を楽しんだ。3隻の同日寄港は過去最多。全長240メートルの岸壁がある国際物流ターミナルが整備されて岸壁に余裕が生まれた結果で、右肩上がりで寄港が増える中、受け入れに弾みがついた。

 ◆男性の介護参加へ奨励金
 平井伸治知事は18日の定例会見で、家族を介護する男性「ケアメン」を支援する事業所への奨励制度を設ける方針を明らかにした。男性従業員に育児休業などを取得させた中小企業向けの奨励金制度を既に設けており、対象を広げる格好。男性の介護参加を促して女性の負担軽減を図るとともに、仕事との両立に悩むケアメンを支えるため、職場の理解を促したい考えだ。県子育て応援課などによると、制度の創設時期は未定。育児と介護では休暇の仕組みが違うため、制度の詳細は今後、検討する。

 ◆アルミ表面処理技術開発
 メッキ処理加工業のアサヒメッキ(鳥取市南栄町、木下貴啓社長)は18日、毒物のフッ化水素酸を使わないアルミ鋳造材の表面処理技術を国内で初めて開発したと発表した。毒物を扱う処理がなくなるため、製造コストが約2割低減され、作業の安全性も高められる。近く新技術を活用した製品の量産を開始するとともに、共同で開発にあたった鳥取県産業技術センターなどと技術の普及を図る。

 ◆米子高島屋東館の管理、特定目的会社軸に検討
 米子市は19日、無償譲渡の申し出があった米子高島屋の東館(米子市角盤町1丁目)の管理方法について、特定目的会社(SPC)を通じて民間出資を募る案を軸に、三つの手法を検討していることを明らかにした。9月定例市議会までに方針を固め、議会に説明する。

 ◆県議会一般質問75分に制限
 県議会は19日、議会運営委員会を開き、一般質問のルールの見直し案を示した。執行部の答弁を含めた総時間の上限を新たに設けて75分以内とし、制限時間を超えた場合、答弁を打ち切る内容。一部を除き、おおむね了承し、6月定例会で試行的に導入する見通しとなった。

 ◆大山と出雲のシンポジウム
 2018年の大山開山1300年祭を前に、大山と出雲地方の歴史的なつながりをひもとくシンポジウム「大山と出雲」が20日、鳥取県伯耆町であった。中海・宍道湖圏域の神職や僧侶、識者が大山と出雲の信仰的な結び付きの深さについて論議を深め、1300年祭を契機に連携を強化して、広域で観光振興を図る必要性を説いた。

2017年5月22日 無断転載禁止