シロイルカ3頭 引っ越し アクアス本館プール改修

クレーンで新館プールに引っ越しするシロイルカ
 島根県浜田、江津両市にまたがる県立の水族館アクアスで23日、本館のシロイルカパフォーマンスプールの改修工事が始まるのに伴い、シロイルカ3頭が新館プールに引っ越しした。同館は工事に合わせ、バブルリングなどシロイルカのパフォーマンスショーを15日に休止。再開は工事終了後の来年3月下旬の予定だが、新館プールでの見学はできる。

 引っ越したのは雌のナスチャとアンナ、雄のシーリャ。同館の職員約30人が約4時間かけて作業し、体重503~820キロある3頭をテント地の担架に1頭ずつ載せ、クレーン車を使って約150メートル離れた新館プールに運んだ。

 新館プールでは別の4頭が飼育されており、シーリャは、母親のアーリャと妹ミーリャがいるメインプールに移され、約5年ぶりに再会したアーリャに甘えるようにくっついて泳ぎ回っていた。ナスチャは雄のケーリャ、アンナは雄のランゲルのいるプールにそれぞれ運ばれ、今後、ペアリングによる繁殖を試みる。

 県は本年度、パフォーマンスプールや各種設備の改修などの工事を国の交付金も活用して進め、総事業費は約10億9千万円。同館はパフォーマンス休止期間中の集客策として、15日からショー再開日前日まで入館料を約2割引き下げる。

2017年5月24日 無断転載禁止