26日に「ちどり湯」 10年ぶり銭湯オープン

オープンする「ちどり湯」の男湯浴場
 松江しんじ湖温泉内のテナントビル「COCO MATSUE(ココ マツエ)」(松江市千鳥町)に26日、同温泉水を利用する一般公衆浴場「ちどり湯」がオープンする。松江市内で同浴場が営業するのは10年ぶり。関係者は、銭湯での裸のつきあいを呼び水に、同温泉が多くの人でにぎわうよう願っている。

 ちどり湯は、温浴施設運営のざぶーん(同所、阪本修覚社長)が運営する。ビル1階の一角(延べ床面積約600平方メートル)を使い、男湯と女湯を配置。男女ともに二つの浴槽があり、一つは同温泉の源泉をはり、もう一つは水道水を使って、しょうぶ湯などとして提供する。

 通常の営業時間は午前10時から午後10時。料金は大人350円、小学生130円、未就学児70円。初日の26日は午後3時オープンとし、7月からは休日限定の朝湯を検討している。

 松江しんじ湖温泉周辺には現在、宿泊しなくても入浴できる外湯がない。同社は、住民や観光客、地元旅館から気軽に利用できる外湯を求める声が上がっていたのを受けて営業を計画。「まちの風呂屋」をコンセプトに、入浴料が安価な一般公衆浴場として松江保健所に申請し、許可された。

 県によると、公衆浴場法に基づく公衆浴場は、水道料の減免などがあり、入浴料が県内では大人350円と決められている「一般公衆浴場」と、「その他の公衆浴場」に分類され、県内に合わせて164軒ある。

 既に営業している一般公衆浴場は、雲南市木次町の湯村温泉「湯乃上館」だけ。松江市では、2007年に母衣町の銭湯「喜楽湯」が閉店して以来の「復活」になる。

 阪本社長は「松江の中高年齢層、家族に安価で安心して利用してもらいたい」と話した。

2017年5月24日 無断転載禁止