五輪ホッケーキャンプ誘致 インド総領事招き要請

ホッケー競技施設の説明を受けるチャングサン総領事(左から2人目)=島根県奥出雲町三成、町営三成公園ホッケー場
 2020年東京五輪でインドのホッケーチームの事前キャンプ誘致を目指す島根県奥出雲町は24日、在大阪・神戸インド総領事のT・アムストロングチャングサン氏を町内に招き、勝田康則町長が正式に誘致を目指す方針を伝えた。これに対し、総領事は前向きに協力していく姿勢を示した。

 総領事が松江市内で23日にあった山陰インド協会の総会に出席したのに合わせ、招いた。

 チャングサン総領事は最初に、同町三成の町営三成公園ホッケー場を視察。招致委員長を務める安部隆教育長や島根県ホッケー協会の杉原治理事長らが出迎え、18年6月までに日本ホッケー協会公認施設である同ホッケー場の人工芝を張り替え、東京五輪会場と同じ環境を整えると説明。同町出身の女性選手がアテネ五輪以降、4大会続けて出場するなど、ホッケーの町として人材育成に力を入れていることも伝えた。

 続いて訪れた仁多庁舎では勝田町長が「宿泊地などの要望を十分聞いて支援する。男女のナショナルチームともに、事前キャンプで奥出雲に来ていただきたい」と要請。チャングサン総領事は同競技でインドチームの誘致を希望するのは西日本で同町が初めてとし、「奥出雲は緑に囲まれた美しい田舎町。五輪選手を輩出しており、とても興味深い。インド政府とホッケー協会に連絡を取り力になりたい。インド側は興味を持つと思う」と話した。

 安部教育長は「インド政府に直接意向を伝えられ、有意義な第一歩になった。よい形で交流できるよう連携していきたい」と手応えをつかんだ様子だった。

2017年5月25日 無断転載禁止