石見銀山展 見どころ満載 溝口知事が来館呼び掛け

「前売り入場券」を持ちながら、石見銀山展について説明する溝口善兵衛知事=松江市殿町、県庁
 石見銀山遺跡(島根県大田市大森町)の世界遺産登録10周年を記念して、7月14日から大田、出雲両市で開かれる「石見銀山展-銀が世界を変えた-」(同展実行委員会主催)の前売り券販売が26日、始まった。溝口善兵衛知事が同日の定例会見で、石見銀山で産出された銀の貨幣を模した入場券を掲げ、PRした。

 溝口知事は、石見銀山の銀を用いて造られた「御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)」をモチーフにしただ円形のデザインの前売り券を手に持ちながら「島根県は鉱物資源が豊富で、各地域の発展につながっていた」と見どころを紹介。多くの来館を呼び掛けた。

 10周年展は9月3日まで大田市大森町の石見銀山資料館と出雲市大社町杵築東の県立古代出雲歴史博物館で同時開催。銀山にまつわる文化財や歴史的価値を示す資料を展示するほか、石見銀山と同時期に栄えた銀産出地域で共通する南米ボリビアの世界遺産・ポトシ銀山を含め、世界史の中での歴史的役割についての講座などがある。

 両館共通の前売り券は古代出雲歴史博物館や石見銀山資料館、山陰中央新報社などで1枚1千円で販売。1枚で両館に入場できる。高校生以下は無料。

2017年5月27日 無断転載禁止