松江・宍道で「麦秋」迎える きらめく黄金色

黄金色に染まった小麦畑=松江市宍道町昭和新田
 麦を刈り入れる季節「麦秋(ばくしゅう)」を迎え、松江市宍道町などの小麦畑で黄金色の穂波が田園地帯を鮮やかに染めている。

 島根県内の2016年の麦作面積は640ヘクタール。出雲市を筆頭に、松江や雲南両市などで栽培し、大麦は県外のビール工場、小麦は県内外の製粉、しょうゆメーカーへ出荷される。刈り取りの早い大麦の収穫がほぼ終わり、6月初旬からは小麦を刈り入れる。

 松江市宍道町昭和新田にある農事組合法人・佐々布農産(5人)の畑では、17ヘクタールの黄金色のじゅうたんが広がった。風が吹くたびに穂が「さやさや」と音を立てて波を打ち、麦秋の風情を演出している。

 種をまいた16年11月の雨量が多く、生育が心配されたが収量は例年並みという。三島進代表理事(69)は「品質は十分。収穫時に雨が降らないのを祈るのみです」と話した。

2017年5月27日 無断転載禁止