勝久監督 退団へ 球団、契約更新せず 島根スサノオ

来季のB1昇格を決めたプレーオフ準決勝後、ホームに詰め掛けたファンにあいさつする勝久マイケル氏=5月14日、松江市総合体育館
 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)に昇格する島根スサノオマジックは27日、6月末で任期満了となる勝久マイケル監督(34)と契約更新しないと発表した。末松勇人ゼネラルマネジャー(GM)はB1定着を見据えたチームづくりのため「苦渋の決断」と説明。後任については、現在交渉中で「近日中に正式発表したい」とした。

 東京都出身で日米両国籍を持つ勝久氏は、島根でTKbjリーグ最後の2015~16年シーズンから指揮。2季目の今季、Bプレーオフ決勝で敗れて初代B2王座こそ逃したものの、堅守でリズムをつくるスタイルで「最短1季」でのB1昇格を果たした。任期満了により、6月30日付で退団となる。

 球団は、今季最大の目標としてきたB1昇格を決めた手腕は評価。一方で、末松GMは「B1は次元が違う。1年で降格してしまう危機感があった」と説明し、「堅守」は継承しつつ、B2優勝を逃した要因にもなった得点力のあるチームを目指す、とした。

 山陰中央新報社の取材に対し、尾崎俊也球団社長は「B1の2年目で(18チーム中8チームの)チャンピオンシップに出たい」と話した。勝久氏は「2年間、全てを注ぎ込んできた。チームで達成してきたことを誇りに思う」と球団を通じてコメントした。

2017年5月28日 無断転載禁止