4神楽団結集大阪公演へ 迫力8頭大蛇 稽古に熱

演目「大蛇」の練習に打ち込む「オール川本神楽団」のメンバー
 川本町内の四つの石見神楽団が合同で「オール川本神楽団」を編成し、JR西日本などが展開する大型観光企画「山陰デスティネーションキャンペーン」のプレイベントとして7月1日、大阪市のJR大阪駅で出張公演する。演目は8頭立ての「大蛇(おろち)」。メンバーは、迫力いっぱいの「結集の舞」を披露しようと、練習に余念がない。

 4神楽団はこれまで、町内では合同編成で公演したことがあるが、県外では初めて。JR西から町を通して「大蛇」の上演依頼を受け、大所帯での県外公演を実現するため、小規模な神楽団同士が参集し、力を合わせて郷土芸能をアピールすることにした。

 オール川本神楽団は、川本、三原、因原、三谷の各神楽団に所属する出演者16人、スタッフ10人の計26人で編成する。石見神楽の花形演目の上演では、4神楽団から大蛇を2頭ずつ出し、計8頭がスサノオノミコトと迫力の戦いを繰り広げる。

 本番を約1カ月後に控えた28日夜、町内の悠邑ふるさと会館に集まり、メンバー間の顔合わせも交えて初練習。出演者が最も多い三原神楽団の舞い方やはやしを基本にメンバーが動きをそろえ、本番のステージの広さを意識しながら、通し稽古をした。

 合同練習は6月中に2回実施。同キャンペーンのプレイベント(6月30日~7月1日)で、2日目に50分間のステージを2回披露する。川本神楽団の中島信男団長(69)は「舞い手の心を一つにし、島根が誇る大蛇退治をアピールしたい」と意気込んでいる。

2017年5月31日 無断転載禁止