島根県立美術館で作品展 地元作家描く「夢幻図書館」

作品に見入る来場者
 松江市出身の版画家や画家の作品展「夢幻図書館」が31日、松江市袖師町の県立美術館で始まった。小説や神話の世界などを独特なタッチで描いた51点を展示している。

 3人の作家が参加する作品展は2011年から3年ごとに開いており、今回が3回目。

 画家の瑛(あきら)さんの作品「地獄太夫と骸骨」は、打ち掛けを着た花魁(おいらん)と後に立つ骸骨を描き、打ち掛けの間から鬼がのぞく妖しい世界を表現。版画家の足立順子さんは、「不思議の国のアリス」に登場する時計などをモチーフにした作品を展示している。足立さんは「図書館にいるような感覚で、作品を楽しんでほしい」と話した。来場した松江市国屋町の主婦青山はつえさん(64)は「色使いが細かく、描かれている人物の顔が鮮明できれい」と見入っていた。6月5日まで。入場無料。

2017年6月1日 無断転載禁止