お待たせ!初夏の味解禁 太公望アユ釣り堪能

アユを釣り上げた太公望=益田市匹見町匹見、高津川水系匹見川
 島根県内を流れる高津川と神戸川で1日、アユのさお釣りが解禁された。この日を待ち望んでいた大勢の太公望が県内外から訪れ、長さおを操りながら久しぶりの魚信を楽しんだ。

 益田市匹見町の高津川水系匹見川では午前5時の解禁とともに、地元や広島県の釣り人が川に立ち込み、9メートルのさおを使っておとりのアユをポイントに送り込み、当たりを待った。

 地元の高津川漁協(益田市)は3月末から5月末にかけて稚アユ約120万匹を放流。少雨による渇水状態が続くなどし、小ぶりの個体が目立っているものの、島根県津和野町日原の会社員、森本浩一さん(47)は午前5時から3時間半ほどで体長13~16センチの15匹を釣り上げた。「ここ数年、解禁日に来ている。水量が少ないためか型は小さめだが、初日はこんなものだろう」とし、今後の釣果に期待した。

 神戸川でも愛好家が若アユを狙って釣りざおを握った。出雲市佐田町反辺の市佐田支所近くの河川敷では、午前7時の解禁とともに釣り人が姿を見せ、長さおを巧みに操り体長約15センチほどのアユを釣っていた。

 神戸川漁協須佐支部長を務める大熊隆司さん(66)は20匹を超える釣果があったといい、「久しぶりでワクワクした。初物なので、家族で焼いて食べたい」と笑顔で話した。

2017年6月2日 無断転載禁止