女子ログ 太古のロマン、畳ケ浦

 江津市から浜田市に少し入ったところの海沿いに、畳ケ浦という場所がある。

 私は何度行ってもここが大好きだ。1600万年前に海底だったところを歩くだけでもすてきだし、海に浸食されてできたいろいろな形の岩や地形には、自然の力を感じ圧倒される。歩くだけで化石を発見でき、断層もはっきりとわかる。腰掛けイスのような形の岩・ノジュールのある風景は不思議で面白く、一度見たら忘れられないくらいだ。

 残念なことに、こんなに近い江津市にいても、行ったこのとないという友人がたくさんいる。なんてもったいない。私が学生時代に学んでいた地質学はまだまだマイナーな学問だけど、畳ケ浦はもっともっとメジャーであっていいはずだ。学術的にとても貴重だというような話はぬきにしても、この一帯の景色の素晴らしさだけで一見の価値がある。石見地方と言わず、県内でも随一の観光名所になれるはずだ。

 先日、資料館ができたということで行ってみた。地形やその成り立ちなどの説明や、採掘された貴重な岩石などがたくさんあった。ここを見てまた現地へ行くと、見落としてしまっていた場所や、新たな発見がありそうで楽しみになった。

 資料館ができたことで、畳ケ浦ファンがどんどん増えていきますように。

(江津市・珈琲豆)

2017年6月2日 無断転載禁止