大山で夏山開き前夜祭 「炎の帯」たいまつ行列

たいまつを持ち、僧兵とともに参道を下る参加者=鳥取県大山町大山
 国立公園・大山(1729メートル)で3日夜、夏山開き前夜祭があった。登山客ら約2千人がたいまつを手に鳥取県大山町大山、大神山神社奥宮から1・5キロほどの参道を歩き、夕闇に幻想的な炎の世界をつくりだした。

 参加者は奥宮で、ピッケルやザイルなどの登山用具を供え、今季の登山者の安全を祈願した。本殿のかがり火から採火し、午後7時半ごろ境内を出発したたいまつ行列は、神職や僧兵らを先頭に石畳の参道をゆっくりと下っていった。

 今春、岐阜県から鳥取県琴浦町に移住し、参加した会社員丸山佑未さん(22)は「初めて見た。迫力があって、すごかった」と話した。

 夏山開き当日の4日は山頂で、シーズンの安全を祈願する神事が行われる。

2017年6月4日 無断転載禁止