錦織 全仏2-1で第4セット 伸びのあるショットに苦戦

【男子シングルス3回戦】鄭現と対戦する錦織圭=パリ(共同)
 【パリ=本紙特派員・藤井俊行】テニスの全仏オープン第7日は3日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス3回戦で、世界ランキング9位で第8シードの錦織圭(日清食品)が世界67位の鄭現(チョンヒョン)(韓国)と対戦し、7-5、6-4、6-7で、第4セットに入った。

 3年連続の16強入りが懸かる錦織は、四大大会で初めて3回戦に進んだ鄭から第1、2セットを連取。第3セットは両者キープを続けて突入したタイブレークで、4-3から逆転を許した。

第3セットタイブレーク落とす

 米フロリダの同じアカデミー出身。1回戦で第27シードを破り、勢いがある21歳の鄭現は4月、同じクレーコートのバルセロナ・オープンで世界ランキング10位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破って8強入りしており、一発がある。

 錦織圭が、フラットのバックハンドを中心に「しっかりしている」として警戒したのがストローク。「長いラリーになる」と予想した。

 第1セットの立ち上がり、そのストロークで無理せず、相手のミスを誘い、3度のジュースの末にいきなりブレーク。深く正確なショットで振り回し、このセットの中盤まで主導権を握った。

 だが、サービスゲームの第8ゲームでミスを重ね、2度目のジュースでブレークを許して並ばれた。

 結局、このセットは奪ったが、決定打「17」を上回る、凡ミス「25」。相手の戦力をそぐまでには至らず、第2セットは連取したものの、第3セットは両者キープを続ける競り合いとなり、タイブレークに突入。

 鋭いショットと展開力では上回るものの、相手の伸びのあるショットと、確率を上げてきたサーブに苦しめられ、タイブレークは4-3から逆転された。

2017年6月4日 無断転載禁止