重量挙げ 嘉本出雲農林優勝男子56キロ級 島根県高校総体

【重量挙げ男子56キロ級】スナッチ83キロ、ジャーク98キロのトータル181キロで優勝した嘉本燎(出雲農林)=出雲農林高
 第55回島根県高校総合体育大会最終日は4日、重量挙げとソフトボールが行われた。重量挙げは、男子56キロ級の嘉本燎(出雲農林)がトータル181キロで優勝、同85キロ級は吉川凛(同)がトータル225キロで制した。ソフトボール女子は、三刀屋が5-0で松江商を破り、6年連続31度目の優勝を果たした。

 学校対抗の男女総合は、生徒数の多いAグループで大社が5年ぶり7度目、小規模のBグループは松徳学院が5年連続9度目の優勝。男子総合はAグループで大社が22年ぶり2度目、Bグループで明誠が3年ぶり6度目の栄冠。女子総合はAグループで松江商が2年連続28度目、Bグループで江津が12年ぶり3度目の優勝に輝いた。

膝不調 自己ベスト届かず

 重量挙げ男子56キロ級で自己ベストのトータル191キロに及ばず、181キロで優勝した嘉本燎(出雲農林)は「うれしさより悔しさの方が強い」と残念がった。痛めた膝の状態が万全ではなく踏ん張りが利かなかった。

 大会記録の186キロには迫る好記録だった。得意のスナッチで最初の78キロは整ったフォームで成功し、2本目の83キロはバーベルを掲げながら足が数歩前に出たが、必死にこらえてクリア。

 続くジャークの2、3本目で大会記録を1キロ上回る103キロに挑戦し、失敗。1カ月前に痛めた右膝が持たず、トータルは1本目の98キロと合わせた記録となった。

 中学時代は陸上棒高跳びの有望選手で「武器は瞬発力」。昨年のこの大会は、手首の骨折で欠場するなど度重なるけがと向き合った高校3年間だった。

 自己ベストは昨夏の中国総体8位に当たる記録で、入賞圏内。最後の夏のインターハイ初出場を引き寄せ、「鍛え直し200キロを挙げる」と短い言葉に決意を込めた。

2017年6月5日 無断転載禁止

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