益田市出身 福満さん 世界最大学生科学コンテストで優秀賞2等

国際学生科学技術フェア動物科学部門で優秀賞2等を受賞した福満和さん
 益田市出身で慶応大環境情報学部1年の福満和(のどか)さん(19)=神奈川県藤沢市在住=が、米国であった世界最大の科学コンテスト「国際学生科学技術フェア」(ISEF)動物科学部門で優秀賞2等を受賞した。益田高校在学中にまとめた研究「蚕の繭の着色」が海外でも評価を得た。県内出身者の受賞は初めての快挙となる。

 高校の化学教諭の父に影響を受けた福満さんは、小学生の頃から繭の着色に興味を持ち、独自に研究を続けてきた。国際的な評価を得た研究は、蚕に三つの色素を混ぜた人工飼料を食べさせ、飼料に含まれる物質の着色能力の高さを証明する内容で、繭の着色に焦点を当てた独自性などが評価されたという。

 同研究は2016年12月に全国の中高生を対象にした「日本学生科学賞」高校の部で2席に当たる文部科学大臣賞を受賞し、日本代表としてISEFに出場権を得ていた。

 ISEFは5月15~19日にロサンゼルスで開催され、78カ国・地域から1700人以上の高校生らが参加。日本からは12個人・団体が出場し、福満さん含めて3人が2等、2団体が特別賞に選ばれた。

 将来は益田に帰り、研究職に就きたいという夢を持つ福満さんは「研究が評価されてうれしい。受賞を機に一層、勉学に励みたい」と喜んだ。

2017年6月6日 無断転載禁止