グラントワで合唱指導者講習会 小中生指導法を教員に伝授

前田美子さん(左)から合唱の指導法を学ぶ参加者
 益田市や浜田市、鹿足郡内の小中学校教員を対象にした合唱指導者講習会が8日、益田市有明町の県芸術文化センター・グラントワであった。教員の指導技術向上を通じて児童生徒のレベルアップを図ろうと、県といわみ芸術劇場が初めて企画。参加者22人が、子どもたちを音楽の世界に引き込む指導法を学んだ。

 益田市内の小中学校教員でつくる市教育研究会音楽部会と連携して開き、合唱指導者で、むさしのジュニア合唱団「風」(東京都)を主宰する前田美子さんが講師を務めた。

 参加者は前田さんの指導で、隣同士で手をつないで童謡を歌いながら、じゃんけんをして勝った方が相手の手をたたくゲームを実践。子どもたちが楽しみながらリズム感を養い、触れ合いを深める手法を会得した。

 前田さんは「歌が上手になるには、歌詞を覚えること」と指摘。子どもたちが自主的に音楽に取り組むよう、歌詞の意味を説明したり、情景を想像させたりして歌い方に強弱をつけるテクニックも紹介し、参加者が熱心に聞き入った。

 都茂小学校の城市京子教諭(52)は「自分が参加して感じた楽しさを、子どもたちに還元していきたい」と話した。

2017年6月9日 無断転載禁止