「大福丸」沈没から半年 底引き網漁船 進まぬ更新

 鳥取県岩美町の田後(たじり)漁協所属の底引き網漁船「大福丸」(76トン)沈没事故発生から14日で半年を迎えた。船の老朽化が事故の一因とされ、更新が課題として浮かび上がったものの、巨額の費用がネックとなり、山陰両県で船齢25年以上の沖合底引き網漁船27隻中、この半年間で更新のめどが立ったのは2隻にとどまる。鳥取県が今春、補助事業を始めたが、補助率の高い国事業採択の順番待ち状態が実情。船主は更新の必要性を痛感しながらも投資負担軽減とのジレンマに悩む。

2017年6月14日 無断転載禁止