津和野ハナショウブ見頃 初夏の城下町 白、紫涼やか

掘割で見頃を迎えたハナショウブ
 国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている島根県津和野町後田の殿町通りで、ハナショウブが見頃を迎えた。白や紫色の涼しげな花が初夏の城下町を彩り、観光客や住民らを楽しませている。

 数百匹のコイが泳ぐ約200メートルの掘割には、約1千株のハナショウブが植えられている。6月初旬から開花し、美しさを競うように咲き誇っている。

 殿町通りは、町出身の文豪・森鴎外が学んだ藩校養老館や津和野カトリック教会が立ち並ぶ観光スポット。大勢の観光客が訪れ、花を眺めたり写真を撮ったりして思い思いに楽しんでいる。

 大阪府和泉市から友人と訪れた泉洋子さん(67)は「花が城下町と調和していて、風情を感じる」と話した。

 同町商工観光課によると、花は週末ごろまで楽しめるという。

2017年6月15日 無断転載禁止