世事抄録 孫来たり帰る

 先頃のゴールデンウイーク、2年ぶりに男の孫Y(長女の第1子)が関東から両親と帰って来た。小学校3年生だった前回、魚釣りに行った際に私の釣りざおを海に落としたり、松江にいる二つ年下の男のいとこKとバトルがあったりとやや荒っぽかったので少し心配だった。

 5日の滞在期間中、ある日はサッカーがしたいと言う孫2人を公園に連れて行った。2人ともボールを蹴り合って結構楽しくやっているのを見て安心する。その道々でYは「あのサーじじ、今朝シャケをご飯で食べたじゃん、ノルウェーのシャケは脂が多いんだけどわざと油が付くように育てているんだって。でサ、がんになりやすいんだよ」。でも今朝ジジはババともども早く起きて5人前の塩ジャケを焼いたり、朝飯の用意に汗だれ小だれだったんだがなあ、と心の内。

 別の日、停留所でバスを2人で待っていると「あのサー、バスが来るまでゲームをしない?」とベンチの上でカードの数字の大きい方を取る数取りゲームだ。「カードにはね、レアってのがイギリスにあってサ、1枚数百万円するんだよ」

 種々示唆をもらってY親子が旅だった数日後、今回もYの面倒を随分見てくれた次女家族との慰労会。異口同音に「この前より良かったがあ」。

(松江市・変木爺)

2017年6月15日 無断転載禁止