身近な旬の味召し上がれ 五十猛の女性有志住民に郷土食弁当

「おばちゃんの知恵袋」のメンバーが作った弁当を味わう住民
 大田市五十猛町の女性有志らでつくるグループ「おばちゃんの知恵袋」(7人)は地元の五十猛まちづくりセンターで、身近で旬の食材を使った料理を住民に振る舞う食事会を年3回程度開いている。地域の食文化を継承しようと2011年に開始。4日には初の試みとして、これまでに作ったメニューを詰め込んで弁当に仕立て、メンバーと住民が共に味わった。

 弁当の中身は、ツワブキのつくだ煮、タケノコの酢の物、シイタケと昆布の煮物、豆腐とワカメの吸い物など計11品。

 各メニューのレシピも弁当箱に添えた。公募で参加した住民15人は、レシピをじっくりと眺めたり、味付けの仕方をグループのメンバーに尋ねたりしながら、「おいしい」「体に良さそう」などと歓談し、ゆっくりと口に運んだ。

 グループ代表の林英子さん(75)は「身近な食材を使って、健康的で簡単にできる料理を地域で作っていただく一助になればいい」と話す。弁当を堪能した同センターの長尾英明センター長(69)は「地元の食文化を次世代へと伝え続けてほしい」と期待を寄せた。

2017年6月15日 無断転載禁止