糸操り人形体験 鎌手小児童が魅力実感

人形の操作に挑戦する児童ら
 島根県益田市西平原町の鎌手小学校で13日、県の無形民俗文化財に指定されている益田糸操り人形の出前公演があり、3、4年生25人が演目を鑑賞したり、人形を実際に操ったりして、郷土の伝統芸能の魅力に触れた。

 継承団体の益田糸操り人形保持者会(岡崎文宏会長)の会員7人が訪れ、繁栄を祈る「寿三番叟(ことぶきさんばそう)」など3演目を披露。「山本一流獅子の一曲」では、児童が、舞台上を縦横無尽に跳び回る暴れ獅子に見入った。幕が開き、操者が姿を現すと盛大な拍手を送った。

 幕あいには、会員が益田糸操り人形の歴史や操作方法を説明。児童は終演後、歩み板の上で会員の指導を受けながら操作を体験し、人形を思い通りに動かそうと熱中した。3年の田中秀君(9)は「動きが本物の人みたいでワクワクした」と話した。

 出前公演は、市社会教育課が主催するふるさと教育の一環で開催。本年度は、今回を含めて小中学校を中心に計7回開く予定。

2017年6月16日 無断転載禁止