配布ヨウ素剤 初更新へ 有効期限迫り島根県

 島根県は、中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)から5キロ圏内に住む松江市民に事前配布した安定ヨウ素剤について、年内に薬剤の更新作業を始める。3年間とされる有効期限が迫るためで、県は配布時と同様に住民説明会を開き、回収、交換を呼び掛ける。更新時期を迎えるのは初めてで、確実な取り換えが課題になる。

 安定ヨウ素剤は、原発から出る放射性ヨウ素による甲状腺の被ばくを低減する薬剤。原子力災害対策指針で、事故時にリスクの高い5キロ圏内の住民に事前配布することになっており、県は初年度の2015年度に6888人に配った。

2017年6月17日 無断転載禁止