女子走り高・上部(浜田)2位 全国初切符 中国高校陸上

【陸上女子走り高跳び決勝】1メートル62を3回目でクリアし、2位に輝いた上部沙織(浜田)=広島広域公園陸上競技場
 今夏の南東北総体(インターハイ)出場を懸けた陸上の第70回中国高校対校選手権が16日、広島市の広島広域公園陸上競技場で開幕し、女子走り高跳びで上部沙織(浜田)が1メートル62で2位、長島日和(明誠)が1メートル59で3位となり、6位以内のインターハイ出場を決めた。男子400メートルの桐原勇斗(大社)は48秒89、女子やり投げで木原彩弥(大社)は45メートル78をマークし、それぞれ2位で全国切符を手にした。

 4位までが全国総体出場となる5000メートル競歩の女子では、入江みはゆ(八頭)が24分30秒04の2位に輝いた。男子の棒高跳びで今西弘成(倉吉北)、走り幅跳びで永岡宗一郎(出雲)はそれぞれ3位だった。

 3日間の日程で、第2日は17日、同競技場で男女の100メートル、400メートルリレー、女子棒高跳びなどがある。

 上部 けが乗り越え力強く跳躍

 苦しい時期を抜けた手応えが、マットの上で握り締めた拳の中にあった。女子走り高跳びで、2年生の上部沙織(浜田)が自己ベストに迫る1メートル62を3回目でクリア。2位で、自身初のインターハイ出場を決めた。

 踏み切りで使う左足の甲の疲労骨折を抱えて迎えた今季。4月の益田陸上で自己新の1メートル63をマークし、幸先良く滑り出したものの、2連覇を果たした5月の島根県総体は、1メートル57という低調な記録に終わっていた。

 以後、回復に努めて臨んだ中国大会。1メートル62を前に、優勝争いが3人に絞られ、全国切符は手中にしたが、その後も緊張の糸は切らさず、1メートル62は、2度失敗して後がない3回目で、力強く踏み切りバーを越えた。

 続く1メートル65は抜き足のかかとがかかる、惜しい跳躍。「やっと1メートル60台まで戻った」という安堵のにじむ笑顔で、自己ベスト更新に挑む夏の舞台を思い描いた。

2017年6月17日 無断転載禁止

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