さわらびシンフォニックバンド 業務後練習励み一体感

職員の前で公開練習をするさわらびシンフォニックバンド
 高齢者施設やデイサービスセンター、保育園などを経営する社会福祉法人放泉会(大田市三瓶町)の職員らでつくる吹奏楽団「さわらびシンフォニックバンド」は、大田市長久町の運営施設を拠点に月2回、業務終了後に夜間練習に励んでいる。成果の発表の場として、市内外で積極的に演奏を披露している。

 各施設から集まった栄養士、看護師、保育士、事務職員ら全職種にまたがる団員約30人で構成。中には経験者もいるが、入団して初めて楽器に触れたという未経験者が多いのが特徴だ。

 結成は約10年前。瓜坂正之理事長が「何か組織全体で取り組める活動をしたい」との思いから団員を募集。音大出身で、現在はケアマネジャーを務める瓜坂尚之さん(49)が法人内にいたのも後押しした。

 団員は、尚之さんや吹奏楽部出身の職員、外部講師の指導を受けながら腕を磨き、現在は各地のイベントや文化祭に出演している。

 一体感の醸成に向け、発表会の前などには職員に練習風景を公開する。6月上旬の公開練習には職員や家族ら約90人が詰めかけ、アニメソングや歌謡曲のヒット曲を楽しんだ。子どもたちの指揮体験では、大きな拍手が起こった。

 瓜坂理事長は「職員が楽しみながら、地域の方々にも喜ばれるよう活動していきたい」と話す。

2017年6月22日 無断転載禁止